STEP2は、「配信型授業の準備と実施」(本ページの内容)と「オンデマンド型授業の準備」の2種類に分かれています。
「配信型授業」とは、対面またはリモートでライブ(リアルタイム)で実施する授業です。
「オンデマンド型授業」とは、動画などを活用して、学生が自由なタイミングで受講する授業です。
実施される授業に応じて、内容をご確認ください。
目次
コンテンツタイプの選択
配信型授業には、3つの種類があります。
種類 | 概要 | 教員が画面を共有できるか |
---|---|---|
ライブ配信モード | 学生が全員リモート(自宅など)で受講するモード | ◯ |
対面モード | 学生が全員教室にいて、板書やスクリーンなどに投影された資料を見れる状態で受講するモード | ☓ |
ハイフレックスモード | 学生がリモートでも対面でも受講できるモード ※学生は「対面受講」と「リモート受講」のいずれかを選んで受講する |
△ 「リモート受講」の学生のみが、教員が共有した画面を表示できる |
💡 ハイフレックスモードを使用する例
ハイフレックスモードは幅広い状況で使用できます。
以下の例を参考にしてください。
A) 基本的に教室受講だが、自宅からの受講も認める場合
病気など、家にいなければならない事情がある学生には自宅での受講を認める場合、教室受講の学生は「対面受講」、自宅の学生は「リモート受講」を選んで受講してもらうことができます。
B) 教室受講だが、投影資料が見づらい席がある場合
ディスプレイやスクリーンに資料を投影しているけれど、教室の後方にいる学生には遠くて見えづらい場合、教室にいても「リモート受講」を選んでもらい、投影している画面を「共有」することができます。
※「リモート受講」ではPCから音声が出るため、音声をOFFにしてもらう必要があります。
コンテンツの登録
①「講義」ページの下部にある「コンテンツ」セクションで、「コンテンツ追加」をクリックします。
「ライブ配信モード」「対面モード」「ハイフレックスモード」のうち、授業に合うものを選んでください。
②コンテンツの情報を入力して、画面下部の「公開」をクリックします。
以下の項目に注意して入力してください。
- 資料ファイル
学生が受講する画面内で表示できるファイルです。- 学生の画面では、右下に「スライド」というボタンが表示され、クリックすると画面の中央に「資料ファイル」が大きく表示されます。
- 学生の画面では、右下に「スライド」というボタンが表示され、クリックすると画面の中央に「資料ファイル」が大きく表示されます。
- コメント機能
- 配信中に、コメントや「なるほど」「もやもや」ボタンで反応ができる機能です。 「学生も教員もコメント可/閲覧可」にすると、学生同士でも反応を確認できるため、気軽に反応しやすくなります。
- 配信中に、コメントや「なるほど」「もやもや」ボタンで反応ができる機能です。 「学生も教員もコメント可/閲覧可」にすると、学生同士でも反応を確認できるため、気軽に反応しやすくなります。
- 受講完了条件
「このコンテンツの受講が完了した」と判定する基準のことです。
基本的に、デフォルトの設定のままで問題ありません。
※配信の授業では、基本的に「出席票を提出」することを基準としています。
「ライブ配信モード」または「ハイフレックスモード」の場合、配信を録画しておくことができるため、「出席票を提出」しなくても録画を◯%以上視聴することで「受講が完了した」とみなすことも可能です。
詳しくは以下のページをご参照ください。
- オプション
- 学生のコメント投稿者を匿名にする
学生がコメントしたときに、名前がランダムに付与された「ニックネーム@英数字」(例:匿名ウサギ@UFE)で表示されるため、気軽にコメントをしやすくなります。 - 出席判定に含めない
出席判定の設定に「すべてのコンテンツを完了・合格した」という要素が含まれる場合に、出席判定の対象から除外することができます。
※出席判定の詳細は、STEP1のページを改めてご参照ください。 - 録画設定(「ライブ配信モード」または「ハイフレックスモード」の場合)
授業を録画しておくことが可能です。
学生が復習などのために見返すことができます。
- 学生のコメント投稿者を匿名にする
授業の配信
①「講義」ページの下部にある「コンテンツ」セクションで、「配信画面」をクリックします。
②カメラとマイクの設定を確認して、「配信開始」をクリックします。
- 画面下部、「配信開始」ボタンの左のボタンをクリックすると、カメラとマイク・スピーカーの設定が開きます。正しく設定されているか、確認してください。
- 「配信開始」ボタンをクリックすると、学生に映像が配信され始めます。
③出席票の提出を依頼する(任意)
配信のコンテンツにおいて「受講が完了した」と判定されるためには、学生が出席票を提出する必要があります。
画面の左下に表示されている3桁の「出席票番号」を伝え、半角で入力するよう指示してください。
※学生側の画面では、画面の下部に表示される「出席票を書く」ボタンをクリックすると、番号を入力する画面が開きます。
その他教材の登録
配信のコンテンツの他に、PDFファイルや音声教材、確認テストなどを「コンテンツ」として登録しておくことができます。
詳しくは以下のページをご参照ください。
※「コンテンツ」は、学生が資料をブラウザ上で開く形式になるため、ダウンロードすることはできません。学生がダウンロードできる形式で資料を配布したい場合は、「授業」ページの「ファイル」タブからアップロードします。
詳しくは以下のページをご参照ください。
これで配信型授業の準備と実施は完了です。 オンデマンド型の授業も実施する場合は、STEP2-2)オンデマンド型授業の準備 も確認してください。
次は、3つ目のステップ STEP3)課題の管理 に進みます。